第一幕:生徒会の秘❤密

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「悪いけど、ボクそういうのに興味ないから」 「そうだユウ、 お前にはオレがいるじゃねぇか」 「サライ!」 突然割って入ってきたサライ。 ユウは驚き、ゼノはあからさまに嫌な顔をした。 「でもサライ、 ボクたち二人じゃ…」 「二人でいいんだよ。 …そういう訳だ。お前はさっさとどっか行け」 しっしっと手を振るサライに苛立ちを隠せないゼノ。 腹いせにサライの手をつかんでひん曲げた。 痛みに声を上げたサライを見下し、 ゼノは黒い笑みを浮かべた。 「別にボクはキミたちに興味はないよ。 せいぜい二人で仲良くしてなよ」 「てめ…っ」 一触即発の空気。 ユウはアワアワと落ち着きなく二人を見比べた。
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