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ずっと黙って後ろにいた羽音も流石に口を挟んだ。
「拓海!ちょっと…」
「お前は黙ってろ」
「っ…!」
羽音の目も見ず
その場で言葉でねじ伏せた。
なんだか少し
可哀想にも思える。
拓海は雅斗に嘲笑し言った。
「雫は俺様が貰う。お前用済みだから消えろ。」
一瞬何を言っているのかわからなかった。
自分が誰に抱かれ
誰が誰に向かって何を言っているのか認識できなったのだ。
「せ…拓海さん何言って…。」
拓海の方を見てみたが
拓海は雫を見ていない
視線は雅斗を捕らえて離そうとしなかった。
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