★゜誘惑

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ずっと黙って後ろにいた羽音も流石に口を挟んだ。 「拓海!ちょっと…」 「お前は黙ってろ」 「っ…!」 羽音の目も見ず その場で言葉でねじ伏せた。 なんだか少し 可哀想にも思える。 拓海は雅斗に嘲笑し言った。 「雫は俺様が貰う。お前用済みだから消えろ。」 一瞬何を言っているのかわからなかった。 自分が誰に抱かれ 誰が誰に向かって何を言っているのか認識できなったのだ。 「せ…拓海さん何言って…。」 拓海の方を見てみたが 拓海は雫を見ていない 視線は雅斗を捕らえて離そうとしなかった。  
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