★゜誘惑

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次の日。 天気は快晴。 いつも通り雫は登校してくる。 「おっはよー☆」 後ろから声をかけてきたのは友達だろうか。 雫は笑顔で返事をする。 「おはよ!梓(アズサ)」 雫の肩まである髪が 風と共になびいた。 数秒雫の表情を観察。 梓は何か聞きたそうな顔をしている。 「…んで、あんた昨日大丈夫だったの?生徒会室行って。」 実は、彼女、梓だけが昨日雫があの部屋に行った事を知っていた。 知られてる以上、 何もなかったなど言えないし、雫の性格上嘘も言えない。  
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