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言われてみれば
そうなのだ。
自分の家で車をだしているのにわざわざ他の家の車でくるのは
一晩一緒にいて相手の家に泊まった事になる。
「ま、あんたが気にかける事でもないんだけどね☆」
梓はわざとらしく
雅斗の前で雫を
いじってみせた。
と、車から出てきた拓海と目があった。
ドクン
胸が高鳴る。
また拓海は意地悪そうに笑いながら雫達の方に向かってきた。
雫もまさかとは思ったのだが確実にこっちに向かってきている。
拓海は雫の前に立ち
一言。
「おはよ、雫。」
周りがザワつく。
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