★゜誘惑

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「お、おはようございます。生徒会長…」 あくまで冷静を装ってはみたが案外難しい。 怖くて目を合わせる事ができなかったが おそるおそる彼の表情をうかがう。 ものすごくムッとした顔をしていた。 「だから昨日も言っただろ?俺の名前拓海だって。忘れたとか言わせねーから」 強引というか 俺様。 ふざけんなとか 雫が思ってるのも知らず 拓海は話を変えた。 雅斗に指を指す。 「何?こいつがお前の彼氏?」 「そうですけど…」 「ふーん……」 数秒雅斗をジロジロ見た。 その後いきなり雫を抱き寄せた。 周りはより一層 ザワめきが増す。  
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