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羅夢
「はっ?
冗談は、やめてよ」
滉一
「冗談なんかじゃ
ねえんだよ!!
本当はずっと…ずっと
羅夢が好きだったんだ」
な…に言ってんの?
いつもの滉一らしく
ないよ?
だって羅夢の知ってる
滉一は自信家で、
少しキザな奴
なのに今は
少し震えながら
喋ってる…
滉一
「そんな悲しそうな
顔するならさ
遼希なんかやめて
俺の所へ来いよ
俺はそんな傷つく
羅夢は見たくない…」
滉一はそういって
抱き締める力をいっそう
強めた
羅夢
「こ…ういち
いた…い…離してよ」
遼希
「何やってんの?」
ぱっと後ろをみると
冷静だけど怒りに
満ちている遼希が
立っていた
.
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