12、海

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ビーチバレーしたり、泳いだり…飲んだり…。 楽しい!! 何時になく、ハイテンションな私… 夕方、疲れて、ごろ寝してる人や、まったり曲を聞いてる人。 私は、一人で散歩に出かけた。 火照った顔に、海からの風が気持ち良い♪ 海沿いの砂浜を歩いた♪ ふと、岩場の陰に誰かいる気配がした。。 さおりと、凌くん。。。 あ、さおりがこっちにくる。 泣いてた…。 私「凌くん?!」 凌「また、不味いときに現れるな。」と笑う… 私も苦笑い…。 私「あのね。聞きたいことあるの…和音のこと、どうおもってるの?」 凌「和音は、いい奴だ。 あいつの思いにこたえようと思っているよ」 私「彼女とは?」 凌「あぁ。振られた」 私「凌くんが、振られることなんてあるんだ。」 凌「まぁな。彩は?小次郎と仲良くやってる?」 私「多分。優しいし、大事にしてくれるから」 凌「彼奴、本当に彩が好きなんだな。見ててわかる。でも、彩は?彩の気持ちは?」 私「わからない。好きになりたいと思うよ」 お酒のせいもあり、なんだか素直に話せた。 何故かな? 誰にも言えなかったのに…。 凌「彩は、自分の気持ちに素直にならないとね。ま、俺もだけど…」と私の顔を見た。 私は、目を伏せる…。「じゃぁな」そういい、凌くんは立ち去る…
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