12、海

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境内に着いた。 みんなが「遅い…」と言うが、 「そっかぁ?」と笑いながら、繋いでいた手を離した凌くん。 手に残る凌くんの温かさ…。私は、ぎゅっと自分の手を握りしめた。 みんなでお参りして、帰る。 りんちゃんは、小次郎くんと並んで歩いていた。 私は、後ろからかずくんと話ながら着いていく。 テントに着いても、りんちゃんは、小次郎くんの横にいて、反対横に私。 みやちゃん、どうやらえーちゃんが好きみたい。 さおりと和音は、凌くん。かずくんは、まさくんとバレーをしていた。。。 何だか、疲れちゃう… りんちゃんが、小次郎くんを好きなのが、よくわかったし…。私は、ゴタゴタするのが苦手…。 私も、バレーしよう!! 三人でバレーをしていた。あはは…酔ってるし、砂に足がとられて、転んでばかり… それでも、楽しい!! 余計なことは考えないで、ボールを追いかけた…キャーキャー、笑いながら…。 しばらくして「疲れてた。戻るか?」とかずくん。 確かに、ヘトヘトだった。
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