13、悪い予感

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凌「してた?」 私「寝てたと思う。」 凌くんは、「ゆっくり抱きしめて、大丈夫、彼奴がすきなのは、彩だよ。 彩が、好きだよ。」 と、言った… 彩が好き、その言葉に意味はないけど…。 私の心臓はハネアガッタ「ありがとう。驚いただけだから…」 凌「彩。無理して笑わなくていいから。」と肩を抱かれた。 凌くんに寄りかかって座り、暗い海を眺めた。 自分の心臓が、痛い位に動く…。 少しだけ、このまま凌くんに甘えていたかった。 私は、小次郎くんのことを責めるなんて出来ない。 まして、本当に小次郎くんのことが好きなりんちゃんを責められない…。 私は、ただ驚いただけ。 悲しんでいる訳じゃなかった…。 本当に酷いのは、私だ。
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