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私には、二人を責めることなんて、出来ない。
小次郎くんの彼女でありながら、凌くんに惹かれていた事実は、消せない…。
今も。
そんな事は知らずに何時も優しい小次郎くん。
楽しくて仕方がないのは、事実…でも。
私は、和音が小次郎くんの家に泊まったと言う事実が許せないように…。
それ以上に、私が小次郎くんのことだけを見ていないということの方が…悪い。
和音が小次郎くんの家に泊まったわけは、他にもあったと知る。
海で、私が帰ったあと、りんちゃんと仲良くしていたらしい。
だから、私を心配した和音は、小次郎くんから話を聞きに言った…
和音の私を気遣う思い…、なのに、私は和音の好きな人にひかれてる。
そして彼女になりきれない私は、小次郎くんに申し訳ない思いで一杯になった。
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