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凌「彩のお子ちゃまぶりは、相変わらずだな。」と笑う。
私「そんな事ないけど…。ホストなんて、行ったことなかったから怖いもん。」
凌「そこが、相変わらずだよ。」
光は、そんな私達の話をただ、聞いていた。
が、光の携帯が鳴った。
店からの着信音…。
光「ごめん…忙しくなったから、帰ってこいだと。」
私「えー。もう!!」
光「オーナーが友達なら、大丈夫でしょ。先に帰ってるからね」と言い、凌くんに「彩をお願いします。」と、お辞儀をして、出ていった。
凌「彼と帰らなくていいのか?」と、私の顔を覗きこむ。
私「光は、友達だよ、彼じゃないし。彼氏は、相変わらずいません」
凌「勿体ないな」と笑ってた。
それから、卒業してからのこと。
昔の事、凌くんは、仕事中だったはずなのに、二人で話つづけた。
やっぱり、素敵だなぁと彼を見ていた。
気がついたら、かなりの時間がたっていた…
ヤバイ。
帰って寝ないと仕事に行けなくなる。
私「そろそろ帰るわ。」
凌「また、おいで。今度は、ちゃんと姫の接客するから。」と笑う。
私「勘弁してよ~、柄じゃないし。でも、凌くんに会えて、嬉しかった。」
凌「これ、アドレス。店に来るときは、連絡して。他の奴にも伝えておくから。」と、名刺の裏には、携帯番号とメールアドレスが書かれていた。
私「わかったよ!!暇なとき、電話するから…。何てね♪」
凌「何時もどうぞ」と、笑い店を後にした。
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