18、メンズパブ

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凌「彩のお子ちゃまぶりは、相変わらずだな。」と笑う。 私「そんな事ないけど…。ホストなんて、行ったことなかったから怖いもん。」 凌「そこが、相変わらずだよ。」 光は、そんな私達の話をただ、聞いていた。 が、光の携帯が鳴った。 店からの着信音…。 光「ごめん…忙しくなったから、帰ってこいだと。」 私「えー。もう!!」 光「オーナーが友達なら、大丈夫でしょ。先に帰ってるからね」と言い、凌くんに「彩をお願いします。」と、お辞儀をして、出ていった。 凌「彼と帰らなくていいのか?」と、私の顔を覗きこむ。 私「光は、友達だよ、彼じゃないし。彼氏は、相変わらずいません」 凌「勿体ないな」と笑ってた。 それから、卒業してからのこと。 昔の事、凌くんは、仕事中だったはずなのに、二人で話つづけた。 やっぱり、素敵だなぁと彼を見ていた。 気がついたら、かなりの時間がたっていた… ヤバイ。 帰って寝ないと仕事に行けなくなる。 私「そろそろ帰るわ。」 凌「また、おいで。今度は、ちゃんと姫の接客するから。」と笑う。 私「勘弁してよ~、柄じゃないし。でも、凌くんに会えて、嬉しかった。」 凌「これ、アドレス。店に来るときは、連絡して。他の奴にも伝えておくから。」と、名刺の裏には、携帯番号とメールアドレスが書かれていた。 私「わかったよ!!暇なとき、電話するから…。何てね♪」 凌「何時もどうぞ」と、笑い店を後にした。
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