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さて、今から学校行くのも、だるいし・・・。
彼の言うとおりって、いうのも癪だけど、今から学校に行くのも確かにだるいしなぁー。
もたもた歩きながらも、足は店に向かっていた。
カラーン。
「いらしゃい。あら、彩、早速、来てくれたんだ。」と、マスターが微笑む。
「アイスティ、お願いします。なんか、だるくて・・・サボりなの。」
店の一番奥にある、カウンターに座り、タバコに火をつけた。
口を開くのが面倒だったから・・・。
ゆっくりとタバコをすいつづけた。
マスターはそんな私の様子を横目で見ながら、ゆっくりと話しかけてきた。
「学校は、どう?」
「別に、普通かな」
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