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帰り道、
「土曜だけど、みんなと1時に店で待ち合わせしてるから、彩もおいで、今日いた人たちほとんどいるから、安心してね。きっと、和音ちゃんもくるしさ。」
「うん。連絡しておくから、大丈夫。心配しなくても行くよ。」
「ラッキー。彩の私服姿、楽しみだなぁー。」
「期待しないでね。じゃぁ。」
軽く手を振って別れた。
今日もなんだか、長い一日だったよー。制服を脱ぎ捨てて、ベットに横になる。
朝から、訳わかんないまま、学校サボってるし・・・。
トランプなんて何年ぶりかにしてるし・・・。
で、土曜の約束なんかしてるしね。
自分でも、わかんなーい。
でも、楽しかったし、すこし流されるのもいいかも・・・。
小次郎君は面白いし、一緒にいて楽しいな、側にいるのも嫌じゃないし・・・。
でも、凌くんは、不思議な人・・・。
人気があるのは、わかってるけど・・・。
彼は、つかめない・・・わからない・・・。
でも、知りたい。
知りたくなった。
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