4、戸惑い

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帰り道、 「土曜だけど、みんなと1時に店で待ち合わせしてるから、彩もおいで、今日いた人たちほとんどいるから、安心してね。きっと、和音ちゃんもくるしさ。」 「うん。連絡しておくから、大丈夫。心配しなくても行くよ。」 「ラッキー。彩の私服姿、楽しみだなぁー。」 「期待しないでね。じゃぁ。」 軽く手を振って別れた。 今日もなんだか、長い一日だったよー。制服を脱ぎ捨てて、ベットに横になる。 朝から、訳わかんないまま、学校サボってるし・・・。 トランプなんて何年ぶりかにしてるし・・・。 で、土曜の約束なんかしてるしね。 自分でも、わかんなーい。 でも、楽しかったし、すこし流されるのもいいかも・・・。 小次郎君は面白いし、一緒にいて楽しいな、側にいるのも嫌じゃないし・・・。 でも、凌くんは、不思議な人・・・。 人気があるのは、わかってるけど・・・。 彼は、つかめない・・・わからない・・・。 でも、知りたい。 知りたくなった。
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