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小次郎くんが「退屈じゃないの?」と微笑む。
私「今の見てたんだけど・・・。」
「あぁ。あれね。前から付き合って欲しいって、言われてたんだけど。
好きな子いるからって断った。」
私「そうなんだ。だったら、私といたら、余計にまずいんじゃないの?」
小次郎「いいの、いいの。あーや、好きだし。」
私「軽いねー。どうせ、断る口実でしょ・・・。」
小次郎「バレたか・・・。なんてね。マジだよ・・・。今は友達でいいから、すこし考えてみて。さぁ、踊ろうよ。」
驚く私の手を引き歩く。
周囲の、
さっきの子達の視線がいたい。
人ごみは、苦手。
嫉妬も、揉め事も・・・面倒はキライなのに・・・。
私は、耐えられずに「ごめんなさいん。ちょっと」
と、手を振り払い、トイレへ駆け込んだ。
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