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ここでも、
女の子に囲まれて話してる・・・
マズイ・・・
また、面倒なことになる・・・。
見ないように通り過ぎようとしたのに、
凌「彩、どうした?何かあったの?顔が真っ青だぞ。震えてるし・・・。」
と側に寄ってきた。
来ないで、
これ以上は近づかないで・・・
そんな私の願いとは裏腹に、そっと包み込むように私を抱く。
「なんか、言われたんだろう?俺たちと居たから・・・。」
「なんでもない。だから、離して・・・。」
ふいに、抱かれた驚きと、安心感に力が抜ける・・・
涙が流れた・・・。
そのまま、私を抱きかかえて歩き出す凌くん。
私「重いでしょ。歩けるから大丈夫だよ・・・。」
「遠慮しなくても、大丈夫。こんなに軽い女抱いたことないかも・・・」
と、笑っていた。
そっと、椅子に降ろしてくれた。
その様子をみていたであろう和音が慌ててやってきた。
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