5、土曜日

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和音「彩、大丈夫?」 「ううん。貧血かも。座りたいかな・・・。ごめんね。せっかく楽しんでたのに。私が盛り下げちゃった。」 和音「あやまることないってば、何か、言われたんでしょ。聞かなくてもわかるから。謝らなくていいよ。私にも覚えがあるから・・・。でもね、何言われたって、好きなのは変わんない。私は、凌くんと一緒にいたかったんだ。でも、何の関係もない彩を巻き込んでしまって、ごめんね。謝るのは、私のほうだから・・・。」と、和音が涙ぐむ。 遠巻きに見ていた小次郎君が側にやってきた。
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