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しばらくして、
目を開けた凌くんに
「起きたの?」と声を掛ける・・・。
「いてくれたんだ。帰ったかと思ったのに・・・。」
そうかもね。
何、好き好んで、寝てる人といるんだか。
馬鹿みたい
と思いつつ、
すこしぶっきらぼうに、
「予定ないから、本読んでたんだ。でも、邪魔なら帰るけど?」
凌「いや。側にいてよ。でも、もう少し寝かせて。」
というと、再び彼は目を閉じた。
それから、数時間、目を開けることはなかった。
小説を1冊読み終えると、
もう、7時だった・・・。
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