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「あら、彩ちゃんって、歌うと声が変わるのね・・・。とても、いろっぽいわ。よく声がでるのねぇ。凌も相変わらず、上手ね。なんだか、焼けちゃうわぁー。」
とママが微笑む。
それからは、次々に、ママが曲を入れていく・・。何曲も歌い続けた。
「うちの店に手伝いに来てもらいたい、くらいねぇ。彩ちゃんは、本当になんでも、歌えるし、上手だわ。」
とママが笑う。
すると、
凌「彩の笑顔、初めて見た気がする。いつも、本当に笑わないような気がしてたんだよなぁ。」
「なに、突然。マジなこというの?辞めてよね。」
と私はごまかす。
凌「彩は、何だか、不思議だな?と思ってね。」
と笑いながら、凌くんは、ビールを口にしていた。
私は静かにタバコに火をつけた。
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