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何気ない会話の中、凌くんを見つめる目に、肩に触れる手に、彼のことを好きだということが痛いほどよくわかる。
彼には、彼女がいるんだよ。
知ってるのかな?
それでも、いいのかな?
私には、わかんないなぁー?
カラーン
と、また、戸が開いた。
「チワ―ス!小次郎登場!!」と、ご機嫌に入ってきた。
あ、忘れてた。
こっちの問題もあったんだっけ・・・。
どうしよう?
「彩、会いたかったよー。」
と、かなりテンション高め!
私もつられて笑う。
凌くんのことで、いっぱい、いっぱいだったから、彼のハイテンションに救われる気がした。
いつもなら、うざい!と、思うかもしれない・・・でも、今は救われる。
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