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散らかった部屋の中、大の字になって、寝てる小次郎君。
彼らしいなぁ・・・。
ソファーの上で丸々ように寝てる凌くん。
いつも、小さく寒そうにまるまって寝てるんだから・・・。
横にある彼のジャケットをそっと掛ける・・・
「彩、ありがとう」
また、寝てると思ってたのに・・・
「起こしちゃった、ごめんね。なんだか、寒そうだったから・・・」
凌「じゃぁ。暖めてよ。」
「言う相手が違うでしょ・・・。おやすみなさい。」
私は、そっと近くにいき、背中をさすった。
ごめんね。和音。
今だけ、触れさせてね。
なんだか、ほっとけないから・・・今だけ・・・。
寝たのを確認するように離れようとすると、行かないでといわんばかりに服と引っ張り離してくれない・・・。
何度か、繰り返しているうちに、和音が寝返りをし、こっちに向いた。
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