8、初彼

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放課後… 授業を終えて、バスに乗る・・・。 今日は、このまま帰ろうかな・・・ 「あ、小次郎くんだ」 窓から、バス停に立っているのが見えた・・・。 今日は、よく待ち伏せされる日かも・・・。 小次郎「よ!」 私「待っててくれたの?」 小次郎「そう、こういうのも、いいかなぁーって思ってさ。メールだと断られてるかもしれないけど?でも、会ったら違うでしょ?」 私「ふーん」と、わざとそっけない顔をしてみせる・・・。 小次郎「怒ったの?」 私「いいえ。」 暫しの沈黙… 私「嬉しかったから・・・。」と、笑顔で振り返る。 小次郎「びっくりさせるなよ。心臓止まりそうだった・・・。」 と、髪をくしゃくしゃされる。 嫌じゃない・・・かも!! 私「小次郎くんって、もっと女慣れしてるのかとね、思ってたよ。」
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