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カウンターにいくと、凌くんが座ってる。隣には見慣れない女の子?
誰かな?
凌「おう。今帰りか?一緒に登場とは、仲が良いこと・・。」
私「そういう凌くんも・・・」
凌「はぁ?あ、彼女は、関係ない。」
私「そうなんだ。てっきり彼女かな?ってね。」
凌「うちのは、連れてこないから・・・。一緒に歩くのは嫌らしいよ。」
私「ふーん。でも、彼女の気持ちわかるなぁ。私は。」
凌「なんで?小次郎と歩くじゃん?」
私「そいう意味でなくって、凌くんと歩くのは嫌って事。」
凌「俺が嫌だってこと?」
私「違うよ。凌くんと歩くと目立つから、嫌だってこと。他の人の視線が痛かったもん。だから、彼女の気持ちが良くわかる・・・
私は、側にいてもいいのかなぁって思ってしまうんだ。あ、でも、私は彼女じゃないからね」
凌「彩は、そうだったんだ。俺と歩くのは嫌だったってこと?だよね。」
私「私は彼女じゃないから、なんだか他の人に申し訳ない気持ちだっただけだよ。あと、面倒なことが嫌だっただけ、凌くんといるのは、好きだったかも。」
好きという言葉に自分で反応して赤くなってしまった。
慌て、たばこに火をつける・・・。
凌「もう、誘ったりしないよ。ダチの女じゃできないジャン。」
私「代わりなら、沢山いるんじゃない?私でなくてもね・・・」
凌「でも、おまえみたいな女はレアだよ。」と、笑われた。
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