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カラーン
「あやぁ~。」と和音が飛び込んできた。
和音「ちょっと、いつの間に仲良くやってるんだか、彩がつきあうとはねぇ~。ちょっと、小次郎くん大事にしなさいよ・・・。」
と、すっかりおばさんの乗り・・・。
で、周りを見渡す・・・和音。
私「あ、凌くんなら、さっきまで居たんだけど、散歩だってさ。」
「和音ちゃんは、凌くん大好きだもんねぇ」と小次郎くんが茶化すように言う。
和音「当たり前でしょ。あんな人、どこ探したっていないからねぇ~。
」
小次郎「そりゃ、男冥利につきるよなぁ・・・羨ましいな。俺も彩に言われてみたい・・・。」
「私?!しらふじゃ無理かもねぇ~」と私がいうと、
「彩は、言わないでしょうねぇ。」と、真顔の和音。
笑ってごまかすしかなかった・・・。
だって、私もわかんないんだから・・・。
わかるのは、面倒なことが嫌ってこと。
そのまま、凌くんは、戻ってこなかった。
そして、週末、クラブへ行く約束をして別れた。
なんだか、一人になりたかったから・・・。
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