9、本当の気持ち

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あ、小次郎くん、外で待ってる。 私「ごめんねぇ~。遅くなって、途中で凌くんにあったから、ついでに連れてきちゃった。」 なんか、怒ってる? 顔が怖いけど・・・? 小次郎「いや。今来たトコ・・・それより、いつまで手をつないでるの?」 「あっ」 腕掴んだままだったんだ・・・。 忘れてた。 慌てて離す。 「お、やきもちかぁ? 俺、人の女に手を出すほど不自由してないぞ・・・」 と、凌くんは、笑いながら、店内に入った。 いつもの小次郎くんに戻って、 「友達だもんな・・・」 そう、凌くんは友達。 私の友達の好きな人だもんね。 そして、私の彼の友達!! 小次郎くんは、笑いながら店に入っていった。 私もそれに続く・・・。 店内の凌くんはいつもの凌くんに戻っていた。 さっきの凌くんの表情が気になるけど、私が心配することじゃない・・・。 私が、気にしちゃいけない。 優しい小次郎くんに、心配かけてはいけない!!
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