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あ、小次郎くん、外で待ってる。
私「ごめんねぇ~。遅くなって、途中で凌くんにあったから、ついでに連れてきちゃった。」
なんか、怒ってる?
顔が怖いけど・・・?
小次郎「いや。今来たトコ・・・それより、いつまで手をつないでるの?」
「あっ」
腕掴んだままだったんだ・・・。
忘れてた。
慌てて離す。
「お、やきもちかぁ?
俺、人の女に手を出すほど不自由してないぞ・・・」
と、凌くんは、笑いながら、店内に入った。
いつもの小次郎くんに戻って、
「友達だもんな・・・」
そう、凌くんは友達。
私の友達の好きな人だもんね。
そして、私の彼の友達!!
小次郎くんは、笑いながら店に入っていった。
私もそれに続く・・・。
店内の凌くんはいつもの凌くんに戻っていた。
さっきの凌くんの表情が気になるけど、私が心配することじゃない・・・。
私が、気にしちゃいけない。
優しい小次郎くんに、心配かけてはいけない!!
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