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悟の家に着く
凄く遠かった
新宿から40分もかかる
3ヶ月くらい悟の家から池袋まで通ったけど、途中までは苦じゃなかった。
布団は一つしかなかったから最初の日から一緒に寝た。
悟の体の温もりを今でも覚えてる。
悟は私がヘルスで働いてるのを知ってるのに、体を求めてきた。
普通じゃないよ。
彼氏になる人にヘルスをやっていることを打ち明けると殆んどの男がセックスはしてくれなくなった。
ただやりたかっただけかもわからないけど、そういう悟の優しい所が好きだったし嬉しかった。
どんどん好きになっていくのがわかった。
でも次の日から私の我慢の日々が始まった。
それは突然やってきた。
段々おかしくなっていった。
次の日、仕事に行く悟を見送ってから私も準備をすませて出勤した。
仕事が終わる時間には電車はもうなかった。
疲れていたけど40分かけて悟の家まで帰った。
悟に会いたい気持ちが強かったから。
なのに悟は家にいなかった。
電話したけど繋がらなくて、悟るから連絡があったのはお昼過ぎだった。
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