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試合当日。
すでに、ほとんどのメンバーはベンチ入りし、スタメン組はアップを初めた。
その中、観客席では…
大「今日は、オフだからね。」
有賀「だよね。スタンドで寝るか!」
真美「良いの?行かなくて?」
羽動と寺内も、一緒に試合を観戦している。
有賀「大丈夫。勝つだろ。」
すると、後ろから1人の男が現れる。
沢本「ウオッス!大!亮輔!」
大「ヨォ!沢本!」
有賀「なんだ、ソイツら?」
沢本「俺の後輩だ。」
唐本「唐本(からもと)です。稜陰1年です。」
大本「大本(おおもと)です。仕事してます。」
中本「中本(なかもと)です。柏農業高校1年です。一応サッカー部です。」
梶本「梶本(かじもと)です。柏農業高校1年です。同じくサッカー部です。」
大「おれ?農業ってサッカー部ある?」
梶本「今年から作りました。まだ、9人しかいませんが。」
すると、沢本が話し始める。
沢本「俺も、またサッカー始めたんだ。」
有賀「マジか♪やったじゃん!」
沢本「あぁ、柏レミソルユースに入ったよ。バイトしながら練習に参加してる。」
大「そうか♪」
沢本「でも、俺はお前達を応援し続けるからな。」
大「ありがとな。」
有賀「ありがとう。」
真美「見掛け怖いけど、良い人だね。」
有賀「まぁ、沢本は、俺達と同じ中学だからな。」
すると、寺内が1人に気づく。
奈歩「ねぇ、唐本くんってウチの高校?」
唐本「そ…そうです。」
奈歩「中学では、サッカー部?」
唐本「そうです。」
奈歩「なんで、サッカー部入らないの?」
唐本「別に、意味はないです。」
奈歩「そっか♪……あっ、みんな出てきた。」
選手達が、フィールドに向かった。
唐本は、顔を赤くした。
沢本「他の奴等は?」
有賀「恭とクリリンはベンチで観戦。
力丸と高橋はアップ中。
ヤスは、監督の横。
オバタは病院かな。」
沢本「なぁる♪」
そして、試合が始まる。
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