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ボールが、宙に舞った後半4分!
そこに待ち受けるのは蔵本と今中!
ザッ!
2人は、飛んだ!
今中「なっ?」
そう、前半全力のディフェンスでスタミナが落ちた今中と、後半に見据えたプレイをした蔵本では明らかにジャンプ力に差があった。
蔵本「頼むぜ!」
蔵本のポストプレーに走り込む…幸長!
ブン!
足を振り…ボールを股でスルー
ディフェンスは、鍋田以外気を緩めた。
しかし、そのボールに…
ボランチ石川が走り込む!
幸長「ゴールだけがフォワードの仕事じゃないぜぇ!」
タッタッダ!
石川「もらったぁ!」
ドカッ!!
石川が、ドフリーでシュート!
鍋田「当たり♪」
バッ!
すると、鍋田は石川のシュートに反応して…
ビシッ!
ボールを弾いた!
沢本「くぅ~惜しい~!」
大「まだだ。」
恭「アイツはその際どいラインを抜けて飛び出す。」
クリリン「その天才クラスのボールへの嗅覚と執念。」
オバタ「そんな男が、ゴールに絡まないはずがない。」
有賀「イケェ!秋山ぁ~!」
ザバッ!
就斗が、そのこぼれ球に反応し…
バコッ!!
シュパァン!
就斗「よっしゃ!ゴォ~ル!」
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