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里沙「と言うことですよ~」
ニコニコと笑みを浮かべながら里沙は俺を見ていた。
と言うことですよ~って言われてもな。
湊「まだ、親とかに言ってないんですが……」
俺は都子さんに言った。それを聞いた都子さんは、怪しい笑みを浮かべながら、
都子「大丈夫よ」
と言ってきた。
そんな都子さんを怪訝そうな顔で俺は見た。
都子「あなたの親には連絡済みよ」
ニコニコしながら都子さんは言った。
湊「親は何て言ってました?」
俺は都子さんに言った。
都子「『駄目な息子ですが、宜しくお願いします』って母親が言ってたよ」
母さんー!?何で承諾したの?
父さんは大丈夫だよね?
湊「父さんは?」
都子「何か最初に、『 湊はまだ子供……バキボキ……駄目な息子ですが、宜しくお願いします』って言ってたわ」
父さんー!?母さんに負けちゃいけないよ。あ……バキボキって、母さんに殴られたんだね?父さん。
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