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浩一くんは顔を紅潮させながら、私に五センチくらい近づいてきた。
「ほんとに?成美さん、独身だったら付き合ってくれてた?
…ぼくもそう思う。成美さんみたいな女性がタイプだもん。」
私は踊りそうな気持ちを落ちつかせながら言った。
「偶然に会ってこんな風に話せる時がくるなんて、これっぽちも思ってなかった。浩一くんは若い女性とこれからどんどん出会って、幸福をゲットするのよ!頑張ってね。」
私は彼の肩をぽんっと叩いた。
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