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「ありがとう。成美さんみたいな女性見つけるよ。さて、いつになるんだか…。」
彼はそういうと煙草をふかした。
「やっぱ、大人になったね。これから渋くなっていきそう!」
私はコートを羽織り、カバンを手にした。
「そろそろ帰るね。浩一くん頑張って彼女見つけてよ!それじゃ…」
その時彼は携帯を高くかざしながら言った。
「せっかくだからメアド教えて?」
私は嬉しかった。このままさよならだと思っていたから。
少しの期待はいいよね。顔がにやけているのが自分でもわかった。
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