―・好き・―

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「あっ…」 教室に入ると 壁に寄り掛かりながら 本を読んでる 私の幼馴染みがいた。 「…誠ちゃん…」 私は幼馴染みに声をかけると 幼馴染みは本を読むのをやめ 私の方を向いた。 「…佐藤さんか… どうしたの…?」 幼馴染みはそう言って また本を読み始めた。 「いや…参考書を 取りにきただけ…」 アハハって笑いながら 言うと幼馴染みは フーンって言った。 「取りあえず早く帰りなよ… 暗くなるまえにさ」 「う…うん…」 私は自分の席に行き 引き出しから参考書をだし バッグの中にいれた。
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