OH!キャデラック

10/11
前へ
/53ページ
次へ
仕事はハードになった 昼間は時間があればいろんな店リサーチしては、歩きまわる でも最終私はあのシガーのお店に寄ってしまう マスターに『ここでシガー買って帰る事できますか?』と聞いてみた 『はい、勿論です。普通のお店より安くできますから』 『じゃあオススメの一箱ください』 一応世話になってるからコブラに買っていった 会社に戻ってだいたいのコンセプトを決めて、経営する会社にプレゼンしにいくことが決まった 私と主税の二人で行く事に決まったが、また意見が一致しなくなった 『いまさら癒しとかどこにでもあるテーマだ!個性がない』 『癒しは永遠のテーマです!個性ばかり全面だせばお客様は引きますよ!』 『でもこだわりは必要だ!』 『それはわかってます!』 『年齢層を広げたいんだ!』 『私は男性も気軽に入れる店をと思ってます。この雑誌はすごく役に立つと思います』と私はある雑誌を取り出した 『月刊誌Lか…』主税はページをパラパラめくる 『女性でもぐっとくる内容あるんですよ。男性の気持ちや趣味わかるというか…私は決して女目線だけで構想してるわけじゃありません』 『OK…青島の意見はわかった。後は考えてみる。プレゼンまで』 まわりのスタッフは安心した様子だ… 疲れた
/53ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1265人が本棚に入れています
本棚に追加