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港の倉庫まできてしまった!
四駆は車体を容赦なくぶつけてくる
『とにかくコブラ、依頼人に連絡とるのよ!勘違いわかってもらうために』
『はめられた…!』コブラが舌打ちした
『依頼人が組長の女の愛人だ!車に乗ってるのがそうだ』
言ってるまに車が5台ほどやってきた
私は携帯をひらいて電話した『悔しいけど出番だよ!』そういって携帯をそのままポケットにいれた
『走るから!持てるとこもってて!』私は急発信して突っ込んでいった
車は慌ててバックした。その真ん中で急ブレイキを踏んでドリフトして相手の車を威嚇した。そしてまたバックして、急発信!
『リリアン大丈夫?』
『あんた何者なんだよ!身体こわれちまう』
『痩せ過ぎなんだよ!』
私は車を埠頭に走らせた。待ってましたのように6台はついてくる
海ぎりぎりで私は車を停めた
『リリィ!駄目だこんなとこ』コブラが右足を押さえながら言った
『ここでいいの。いいのよ』私は車から降りると叫んだ
『セコい真似すんじゃないよ!コブラにみんなかぶせて』
四駆からロン毛の奴がおりてきた
『なんだ、お前コブラの女か』
『そんなの関係ないでしょ。かばえば女なんて頭悪すぎなんだよ!』
他の車からも男達が降りてきた
『一応組長からはコブラは眠らせてと言われてるんでね』
『組長の女ねとったのあんたじゃないか!なんだったら私が女連れて来て、吐かせてやろうか?みんなの前で』
ロン毛は私に近づいてナイフを頬にあてた
『綺麗な顔ずたずたにしてやろうか』
『してみな。女はね、血なんか怖くないんだよ!毎月毎月、大量の血みてんだから!』私は自分から頬をナイフにたてた
『頭イカレてんのか…コイツ』
『リリィに何しやがる』
コブラが足を引きずりながら私を後ろから抱いた
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