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パトカーの音が近づいてきた
『ピッタリじゃん(笑)』と私はつぶやいた
男達は慌てて車で逃げようとした
やるね、リリアン、ボギー(笑)私らがやり取りしてる間にマキビシみたいなの車目掛けて投げてたのだ(笑)
『てめぇら!逮捕だ逮捕!うちの娘に傷つけやがって、ぶっ殺してやっからな!』
『パパ…結構ピッタリでびっくりだよ』
『四課の青島の娘か…!』とボギーがいった
怪しいスキンヘッドの人物は私の父親…私が同棲してると噂に聞いて嗅ぎ回ってたらしい
『一応君達にも話し聞かせてもらうよ』
『パパ、皆は騙された側だからね』
『でもリリィ、やっぱりお前は刑事になるべくして産まれた人間なんだ!刑事としての英才教育が滲みでてる!』
『朝一起きたら柔道、空手、学校から帰ったら少林寺に剣道…ご飯の合間に速読、暗記…私はこれが普通の生活だとおもって生きてきたのよ!』
『リリィ…いつ気付いたの?』とリリアン聞いた
『15歳…好きな人できた時(泣)』
それからはパパに反発してレディースやって車バイクのテクニック習得…
警察学校いったけど、普通の会社に就職したと言うわけです…
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