骨折の男

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『自分の下着とか、使うものくらいコンビニでなんとかしてよね』私は食器を洗いながら言った 『それは大丈夫、今何時?』 『9時前…』 『もうすぐくるな』コブラは飴玉をなめながら窓を眺めてる 何?くるって… その時ドアがドンドン鳴った 私はびっくりしてドアを開けた すごくスリムな女がトランクを引きずってきた 長い髪を上でおだんごにまとめた化粧の濃い女… 『あんたが今度のコブラの女?変わるごとに荷物運ぶ私の身にもなってよね!おいとくよ!』 女はトランクを蹴り飛ばすとでていった 『何よ…あんた…どういうつもりよ!』 『こういう事~』 『確信犯じゃない!』 『怒んないでよ~』 私は頭に血がのぼってトランクを蹴った 『トランクさっさと片付けな!私のベットには来ないでよ』 『今晩は思いきりサービスしようと思ったのに』 『へんな事しないで!』 『だって昨日はバックからバックからっておねだりしたくせに…』 『しないわよ!』 『したよ♪』 『お尻の可愛い蒙古斑、覚えてる』 30にしてまだ残ってる蒙古斑… 『思い出したぁ?』 はぁぁ…私の1番好きな体位なんだよね。コブラはトランクを開けて整理を始めた 夜は私のお気に入りのローズのソファーをコブラは占領した
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