†夏の始まり†

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  『ごめん、待った?おっ、浴衣じゃん♪』 私の目の前に車を停めて窓から顔を出したのは、大学生のヤマト。 『どう?似合う?』 『あぁ、すげぇ似合う。』 嬉しそうに顔を緩ませるヤマトに満足しながら、私はいつものように助手席に乗り込んだ。 『やべぇ。浴衣って興奮する♪』 いやらしく太ももを触って来るヤマトの手を払い、私はイタズラに笑う。 『今日はエッチできないからね!!』 『はっ!?何でっ!?』 『だって、1回脱いだら私自分で着れないもん。』 『マジかよ…。泣』 『残念でしたぁ~~!!笑』 『じゃぁいいよ。裾捲ってヤルからっ!!』 『…変態っ!!』 『ヒッヒッヒッ。』  
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