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「あ…朱里さん…」
「ッ!?」
背後から話しかけたので朱里はかなりびっくりしたようだった。
「な…なんですか…!」
「あ、突然ごめんなさい…」
そんな怒った声出さなくてもいいじゃない…一応こっちはさっき起きたのよ?
少し機嫌が悪くなりムッとした表情を見せると朱里は慌てたように言葉を濁した。
「す…すみません…」
「…え…!」
謝られてしまった…
…まぁ、話続かないし早く本題に入ろう…
「朱里さん、今朝のことなんですけど…話聞いてもいいですか?」
「…いいですよ。」
あたしは朱里さんが一瞬顔が強張ったのを見逃さなかった。
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