99人が本棚に入れています
本棚に追加
どうも、僕です。
はい、天宮雪です。
「ギャアアアアァアァァアン」
今、メロンパンに食べられそうになってます。
とりあえずメロンパンが異様にでかいのです。ゴジラの比じゃありません。
そんな事を考えていたら、メロンパンの口が目と鼻の先にあるではないですか。
◇ ◇
「うぅ~…食われ…る……!」
僕は、冷や汗を吹き出せながらガバッと勢いよく起きて目を覚ましました。
どうやら夢だったようです。
嫌な汗で体中べっちょり湿っていて気持ち悪いです。
普通、メロンパンに食べられる夢なんて見ますか?
男子が男子の風呂を覗きしないぐらい見ません。(阿部さん系は気にしないでください)
とりあえず、汗が気持ち悪いので自分の見た夢におかしさを感じながら、ベッドから起きて顔を洗うためお風呂に向かいました。
所謂(いわゆる)、朝シャンです。
◇ ◇
「ふぁ~あ…」
朝シャンをしてさっぱりしたのにまだ眠たいのか、僕の身体が睡眠を要求してきます。
いつもなら欲求のままにベッドin(性的な意味ではない)して就寝というオチになるのですが、如何せん、今日は僕の晴れ舞台。
桜ノ宮高校の入学式なのです。
桜ノ宮高校は名前の通り学校の周りが桜の木で囲まれている学校で、特徴と言った特徴は、桜以外何もない学校なんです。
学力も普通。
運動も普通。
何もかもが普通の学校である……とガイドブックにかいてありました。
僕は運動はまあまあいける方だと自負していますが勉強は………なんでこの高校に進学しました。
最初のコメントを投稿しよう!