個人レッスン~朝~

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「遅いぞ。待ちくたびれたじゃないか。」 「すいません、準備に手惑いまして。お嬢様の教育は他のお嬢様と違って体力を使うんですよ。」 「まあいい、さっさと始めろ。」 「かしこまりました。」 そう言うと、ゴートは持ってきた大きなバッグから参考書とムチを取り出した。 「ではこれから、お嬢様に勉強を教えます。ただし、真面目に話を聞かなかったり、不適切な行動及び問題を一問間違えるごとにこのムチで叩きますのでご了承下さい。」 「要するに、真面目に正確にやればいいんだろ。」 「その通りです。では始めましょう。」
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