①夏真っ盛りの日に

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「今回は、いつまで続くんじゃろうか……」 ふと9歳の兄が呟きました。 「お兄ちゃん、きっとすぐだよ!」 私は、大好きな兄を安心させようと言葉を発しました。 すると、13歳だった姉が私に言いました。 「京ちゃんは、太陽みたいじゃね」 「太陽?」 すると、今度は兄が言いました。 「そうじゃ! 京子は太陽じゃ!」 私は、大好きな姉にも兄にも言われ嬉しくなりました。
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