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季節は春になり
わたしは大学3年生になった
転々と友達の家をまわり
夜は彼氏との邪魔をしないように夜の街に出かける
飲めもしないお酒に浸り
またバカみたいな男に捕まる
どうせわたしは人形
感情なんて何もない
ふと外をみると
街灯に照らされた桜が淡く淡く 光っていた
季節は春
キラキラ光る桜
友達から来る華やかなメール
すべてはわたしをすり抜ける
光る世界をただ羨ましく
セピア色に移して眺めていた
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