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千春さんになんかしらんが生徒会に無理矢理入れられて、立候補させられて、見事当選…
まぁそんな感じだ。
「幸也さん、これ私が考えた挨拶文です♪」
千春さんに紙を渡される。
「一度目を通しておいてくださいね♪」
「あ、はい。」
短い方がいいなぁ…とか思いながら紙を開く。
「“ユッキーでっす♪よろしくね♪キャハッ☆”」
“ビリィッ”
「あぁっ!何するんですかっ!?」
「俺は姫じゃありませんからこんなの無理です。」
「…受けると思いますけど…」
「間違いなく引かれます。」
「…じゃあ自分で考えてください…」
プイッとそっぽを向かれる…
拗ねてしまったようだ…
でもなんて言ったらいいかわかんないし千春さんに考えてもらわないと…
「あの、千春さ『それでは生徒会長の挨拶です。』
……へ?
“パチパチパチパチパチパチ”
拍手が聞こえる…
へ?…俺の出番ですか?
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