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春
始まりと終わりの季節。
快晴の朝、俺は目覚めた。
「……朝か」
今日で春休みも終わり。
また騒がしい毎日が始まる。
まぁ……嫌じゃないけど。
「……ん?」
布団の中に俺以外のふくらみを感じた。
……瑠璃ではない
瑠璃は今頃俺のために朝ご飯を作ってくれてるはずだ。
……ということは残るは一人。
「起きんかこのボケニートがぁぁっ!!」
布団を思いっきりめくる……
……戻す。
「だから何で服着ないんだよ……」
俺の布団に潜り込んでいたボケニートこと我が姉、真央は何故か全裸だった。
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