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ワッキーに席を教えてもらい、窓際二列目最後尾に座る。
左を向けば…
「お兄ちゃんの…となり…♪」
宇宙一の妹。
右を向けば…
「幸也君の隣だよ♪」
最愛の人。
「そうだな。」
他の皆を捜してみる。
残念ながら他の皆は散り散りになっている。
「よし、それじゃあ言う事特にないから帰ってよし。」
ワッキーは散会の号と共に教室を後にした。
「幸也君。」
右隣の桔梗たんが覗き込んで来る。
「ん?どうした?」
「帰ろう?」
「あぁ、そうだな。」
荷物を纏めている間に千春さんと姫もやって来る。
「さぁ、帰ろうか。」
明日からまた、新しい生活が始まる。
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