校内オリエンテーション

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「…なんじゃあれ…」 少し歩くと、スーツ姿の美女軍団を発見した。 「あ、お疲れ様です幸也様。」 美女軍団が全員俺に向かって敬礼してくる… 「あ…お疲れ様です…」 つい敬礼を返してしまう。 「私、楓お嬢様より瑠璃様の警護をおおせ付かりました、第2小隊隊長の綾瀬と申します。」 ペコリと頭を下げる綾瀬さん。 「あ…はじめまして、斑鳩 幸也です。」 「我々が瑠璃様の警護を任された以上、この命朽ち果てようとも瑠璃様をお守りいたします。」 「…あ…ありがとうございます…」 なんとも頼もしい方達だ。 「お兄ちゃん…!」 美女軍団の中から、かわいらしい娘が飛び出してきた。 もちろんマイラブシスター瑠璃である。 「瑠璃、用紙持ってるか?」 「うん。」 スカートのポケットから用紙を取り出す瑠璃。 「よし、それじゃあ瑠璃はここに居ててくれ、お兄ちゃんが代わりに集めてきてやるからな。」 「うぅ……ごめんなさい…」 「気にするな。」 瑠璃の頭を軽く撫でて、 「それじゃあ綾瀬さん、よろしくお願いします。」 「ハイ、お任せください。」 頼もしい第2小隊の方達に瑠璃を任せ、名前集めに出陣した。
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