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とか考えてると……
「ゆ~~き~~や~~くーーーんっ!」
「ほあたぁっ!!」
「ぐぼぉぁぁぁ!?」
変態が飛びついて来たのでドロップキックをかました。
「……助走なしのドロップキックか……やるな」
「おはよう綾。」
弥勒を華麗にスルーし、オロオロしている綾に挨拶する。
「あ、うん。おはよう幸也君。」
そう言うと弥勒の元に駆け付けた。
……いいもん、別にうらやましいわけじゃないもん……
「わかるよ~ユッキー、確かに美女に介抱してもらいたいよね~」
「うん、それは興奮するな。」
どこから現れたのか……麻衣と雪江が俺の両隣にいた。
「お前らいつの間に現れたんだよ?」
「まぁ気にすんな。」
「そうだそうだ。」
……まぁ確かにどうでもいいな。
「なぁ~んかいつものメンツ揃っちゃったねぇ~」
麻衣がそう呟く。
「……一人足りないだろ。」
「あ~……そうですね~幸也キュンにとっては1番大事な人が欠けてましゅねぇ~?」
ニヤニヤしながら言ってきた。
「ニヤニヤすんな……」
その時……
周りが少し騒がしくなった気がする。
「あぁ~……噂をすれば、ってね?」
風にたなびく黒髪
誰もが見入る程の美貌
そこに、微笑みを携えて……
「おはよう、幸也君。」
桂 桔梗は現れた。
「あぁ、おはよう桔梗。」
ハローハローハロー
空はいい天気
今日もいい一日になりそうだ。
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