第3章

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「…ん」 目を覚ますと 大きな木の下にもたれていた 「私…確か 儀式の途中で…」 上手く回らない頭で 必死に考える 「ここ どこなんだろ…」 見慣れない森の中 聴こえるのは かすかな水の音と 鳥の声 ぱきっ 緋紗菜 「!!!!誰!!?」 ジャキッ ひっ!!!! 鉄砲!!? 緋紗菜 「わわわわわ!!!! ストーップ!!!!」 「…貴様…誰だ…ここでなにをしている」 「私が聞きたいわよっ ここはどこなの!!?」 「? 間者か?」 「カンジャて何!? いいからここはどこなの!!?」 「…。尾張だ」 「…おわ…り…。」 いやいやいや そんなわけないよね?? だってほら 尾張 って 歴史の呼び名だよね? 私 頭可笑しくなったかな?
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