やがては散る花のように

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過ぎ去りし日々 僕を呼ぶ君の声 そよ風のように心地よい響き 好きだった 懐かしいあの日を思い出す もう聞こえない 姿も見えない 忘れられないはずの 忘れたくない思い出 だけど記憶は風化する 君という掛け換えのない存在が 僕の側にいたことは確かなのに 君が言ったこと 君の顔 思い出せなくなりそうで 本当に怖いんだ 写真を取っていれば良かったかな 再会を流れ星に願うべきかな ずっと側にいたかった 例え行く道に困難が在っても 変わらずに側にいてほしかった
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