やがては散る花のように

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変わりゆく気持ち 永遠が在るなんて 子供みたいな純真な恋 大人になって気付いた真実 サンタクロースが居ないように 永遠の愛なんてこの世には無い 全ては日々変わっていく 思い出が薄れていくように 想いは緩やかに熱を冷ます 愛の言葉は何処に仕舞い込んだの? 二人で語り明かす事も無くなったね 増えていく擦れ違いにも慣れて 寂しいと思う事さえない 記録した昔の自分を見て あの頃は幸せだったと思ってしまうの 何処かで間違った訳でもなく 嫌いになった訳でもなく 私達は別々の道を歩き始める これは悲しい別れじゃないよ いつかまた 今日という日を振り返ったとき 笑って幸せだったと言えるから
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