5人が本棚に入れています
本棚に追加
罪と罰それでも救いを
黒い太陽が沈まぬ世界
誰もが死んでいく砂原で
独り空に手を伸ばす
差し出した手は焼け焦げて
灰になって崩れていく
これは神の罰なのか
それとも大地が
己を犠牲にして与える
戒めなのか
どちらにしても
人間は生き残るだろう
それほどまでに人間はしつこく
また愚かではあるが馬鹿ではない
ならば救いを
許されるなら救いを
この地が崩れさる前に
私達に可能性を与えて
再び共存の道を歩めるように
アレルヤ
最初のコメントを投稿しよう!